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「約束の海」山崎豊子

山崎豊子さんの名前は知っていたけど、特に興味を持つこともなかった。借りる機会があってあらすじを見たら、潜水艦、自衛隊など興味深そうなワードが並んでいたため読み始めた。

海上自衛隊の潜水艦と釣り船が衝突し、多くの犠牲者が出る。マスコミの報道が過熱したり、自衛隊批判など…当然、あの事故を思い出した。同じように自衛隊の艦の操作ミスや我が物顔で海をゆくことへの批判など凄かった。次第に当日の様子が判明されるにつれて釣り船も…みたいな流れになっていったっけ。

その時は海上自衛隊の役割について(日本の海域を守っている)気にも留めなかった。私は自衛隊は必要だと思っているが実際に何をしてるのか良く知らないことが多い。深く考えさせられた。

主人公の父親が真珠湾攻撃の時に捕虜になり、太平洋戦争の「捕虜第1号」…というのも、実話を元にしているとのこと。興味が沸く。

未完の遺作と知らず読んでいたので、1部で終わってしまい続きが読めないのが非常に残念。巻末に今後のプロットなどが載せられていたが、完成した作品を読みたかったなぁ。

しかし、これで山崎豊子さんに興味が沸き、他の作品も読んでみたいと思った。

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「フランキー・マシーンの冬(上)(下)」ドン・ウィンズロウ


フランキー・マシーンの冬 上 (角川文庫)
ドン・ウィンズロウ 東江 一紀
フランキー・マシーンの冬 下 (角川文庫)
ドン・ウィンズロウ 東江 一紀
4042823068  4042823076


「犬の力」に続き、ドン・ウィンズロウの「フランキー・マシーンの冬」を読んだ。

「犬の力」が大どんでん返しがあったり、スリリングでスピード感があったのに対し、こちらは年老いた主人公が過去を振り返りながら、なぜ今追われるのか探りながら逃亡していく。

そのため、少しのんびりしている感じ。登場人物が相変わらず多くて最初は戸惑うけれど、みんなキャラが濃いので顔をイメージしたり楽しみながら読めた。

ラストは、
えええ!?なんで!?

あ~……

おぉ~良かった良かった

って感じ。さすが。


「シブミ」トレヴェニアンから、「サトリ」ドン・ウィンズロウへ読み進め、それぞれ他の著書も読んだ。
「シブミ」の方が好きだったけど、それ以外はドン・ウィンズロウの方が断然面白い!

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「星を継ぐもの」ジェイムズ・P・ホーガン

星を継ぐもの (創元SF文庫)
ジェイムズ・P・ホーガン 池 央耿
448866301X昔からオールタイムベストとして名が知られていた作品だったが、やっとやっと読んだ。
なぜもっと早く読まなかったのか!と後悔したくなる素晴らしい作品だった。

月面で宇宙服を着た死体が発見される。この死体は死後五万年を経過している地球人と判明。ガニメデでも大型の宇宙船が見つかる。推測だけではなく研究して精密な結果を出したり、謎解きの要素もあるけど納得できる答えもあるので、リアルな感じがした。

タイムスリップものかな?と思った。けど、結末がぶっ飛んでいて、いい意味で裏切られた!
これはSFファンの友達にも勧めたくなるな~
続編もあるので、読んでみたい。

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「ぼくがいま、死について思うこと」椎名 誠

ぼくがいま、死について思うこと (新潮文庫)
椎名 誠
4101448396彼の死生観にも興味があり、久しぶりに椎名さんの本を読んだ。まず海外での葬儀の仕方が国によって違っており、火葬や土葬しか知らない私には衝撃的だった。鳥葬、風葬なんて遺体を鳥に食べさせたり、信じられないと思ってしまう。しかしその土地に住む人々にとっては昔から変わらない風習なのだ。

孫ができ、おじいちゃんになって健康について考えたり、ちょっと微笑ましい部分も。

20代の頃から彼の著書を読んでいるけど、いつか彼も死んでしまう。自分も死ぬ日が来る。若い頃は宇宙葬にして欲しいなんて言ってたけど、一人なのでお墓要らないし樹木葬にでもして欲しいな。


人に勧めたくなる1冊。