BookBook Blog

「あやしい探検隊焚火発見伝」椎名誠 

あやしい探検隊焚火発見伝 (小学館文庫)
椎名 誠 林 政明
4094030115久しぶりに椎名さん読んだけど、ほっこりする。

焚き火したりキャンプしたりって子供の頃はやったけど、大人になってからはバーベキューくらいだもの、男同士で火を囲んで酒飲んで上手いもの食べて羨ましい。

高級料理じゃなく普段食べているものでも美味しそうに見える。

油揚げカリカリに焼くのとか、そうめんの料理はやってみたいな。

「The Indifference Engine」伊藤 計劃 

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)
伊藤 計劃 岡和田 晃
4150310602若くして亡くなってしまった彼の作品は数少ないため、何でもいいから読んでみたい。

短編や漫画が収録されている。漫画描いていたのは知らなかった。しかもレベル高い!
彼が映画撮ったりしたら物凄いものが出来たんじゃないかな〜なんて考えたり。

改めて思ったけど、やっぱり翻訳ものを読んでいるような感覚になる。
スタイリッシュで新しくカッコいい。でもどこか懐かしい。

友達にあげてしまったので、また買い直して読み直そう。

「火事場の仕事力」ゆでたまご 嶋田 隆司 

火事場の仕事力 (ワニブックスPLUS新書)
ゆでたまご 嶋田 隆司
484706531X漫画家ゆでたまごの嶋田氏が仕事術について語っている。

非常に分かりやすく読みやすいのは意識してそうしたのだろうけれど、少々物足りない感じもした。
目新しい話しも特にないし。

ファンだから買ったという感じ。

「大震災’95」小松 左京 

大震災’95 (河出文庫)
小松 左京
430941124X小松左京の阪神・淡路大震災のルポ。これで鬱になったと聞いていたので、どんなことが起きたのか知りたく思っていたのだけれど、入手しにくい状態で文庫になってやっと読むことが出来た。

3.11を体感したので、余計に当時の様子が伝わってきたのだと思うが、知らずに読んでいたら「大変だったんだな〜」と人ごとにしか思えなかったかもしれない。実際、阪神・淡路大震災の時は、今思い起こすと他人事にしか感じてなかったと思う。人間って勝手なもんだね。

時間が経てば風化してしまう。そうならないように心に留めておきたい。これを書いた小松左京の事も。

「幻影の書」ポール オースター 

幻影の書 (新潮文庫)
ポール オースター Paul Auster
4102451145読み終えてから時間が経ち過ぎてしまって感動が薄れてしまったが、誰かにオースターを勧めるならこの一冊なくらいお勧めしたい。

まるで映画を見ているかのような情景がありありと浮かんでくる物語だった。

息苦しくなるような切なさと苦しさと、人生って思い通りにはいかないもんだよな…って言うのをヒリヒリ感じた。小説内の映画も見てみたい。

4月の読書メーター 

4月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:716ページ
ナイス数:0ナイス

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)
読了日:04月21日 著者:伊藤 計劃
大震災’95 (河出文庫)大震災’95 (河出文庫)
読了日:04月16日 著者:小松 左京

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

3月の読書メーター 

3月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:429ページ
ナイス数:0ナイス

幻影の書 (新潮文庫)幻影の書 (新潮文庫)
読了日:03月22日 著者:ポール オースター

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2月の読書メーター 

2月の読書メーター
読んだ本の数:0冊
読んだページ数:0ページ
ナイス数:0ナイス


2012年2月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


2月は「ウォークン・フュアリーズ」にかかりっきりだった。
しかし、久々自分ヒットな面白い作品だった!

「第三次世界大戦秘史」J・G バラード 

第三次世界大戦秘史 (福武文庫)
J・G バラード J.G. Ballard

ネットで購入。バラードの短編集。
実験的な形式だったり、その後につながるモチーフなどファンならニヤリとしてしまう作品が集められている。


・ウォー・フィーバー
内戦中の兵士。なぜ戦争がなくならないのか。
戦争が存続する事で自分も生かされているという皮肉な現実。

・第三次世界大戦秘史
大人気の大統領ロナルド・レーガン。病気でも国民の関心が高い(高過ぎる)。みんながレーガンに夢中の間に第三次世界大戦が開戦され終結。たった数分の戦争は、ほとんど誰にも知られていない。こういう事ってありそうでうすら寒い。

・夢の船荷
化学廃棄物を積んだまま1人残った乗務員とともに無人島にたどり着いた船。化学廃棄物が船から漏れて島の動植物に影響を与える。こんもりと茂った草花の色鮮やかなパラダイス。「夢幻会社」を思い出した。美しい。

・攻撃目標
精神病者の戯言みたいで分かりにくかった。

・エイズ時代の愛
出生率が低下した為に、男女のカップリングを強制的に行っている世界。普通の恋愛は禁止。現代の日本も出生率が低下し離婚率が高まっている。笑えない。

・世界最大のテーマ・パーク
海沿岸のリゾート地が変容する様は、「コカイン・ナイト」を彷彿させる。この短編集はその後につながるモチーフが散りばめられているのにニヤニヤさせられる。

・尋問事項に答える
尋問の回答らしきものだけがつづられている。分かりそうで分からない。試みとしては面白いと思う。

・航空機事故
航空機が墜落したらしいというニュースを聞いて、他の取材をほっぽり出して現場に向かおうとする主人公。奥深く山へ向かって行くにつれて言葉が通じない原住民たちに導かれるまま更に進んでいく。どこか別の空間に迷い込んでしまったような感じは小松左京の作品で何かあったね。

・未確認宇宙ステーションに関する報告
宇宙ステーションに着陸するも無人の様子。調べ回るにつれてどこまでも拡大していく宇宙ステーション。永遠の迷路。

・月の上を歩いた男
元宇宙飛行士を名乗って観光客を相手に商売をしている男。インチキ臭くても偽物でも観光客にはどうでもいいものなんだ。ちょっと記念に的な。その男に魅了された男が身を落とし後を引き継ぐ。映画のワンシーンみたいだった。

・巨大な空間
妻に家を出て行かれてしまい、会社に行くことも辞めて家に閉じこもってしまう男。
食糧も尽き、狂気に走り堕ちてゆく姿が怖い。

・宇宙時代の記憶
見捨てられた宇宙センターや飛行機、砂っぽい空気、この世界観がまさにバラード。心地よい。

・精神錯乱にいたるまでのノート
断片的過ぎて表面しか拾えない。

・索引
索引から人物を探る作りになってるんだけど、これもまた読み解くのが難しい。
ライトに楽しめばいいのかな。

「小松左京---日本・未来・文学、そしてSF」 

小松左京---日本・未来・文学、そしてSF (文藝別冊)
4309977642本屋で見つけて即購入。
追悼対談・座談会や作品リストなど盛り沢山。再録も多いようだけれど、知らないものが多いので自分は楽しめた。

改めて彼の偉大さを再認識。こんなふうに才能やユーモアに溢れた人はもう出てこないんじゃないかと思う。他の作家や著名人の方からのメッセージには彼の人柄や彼がどれだけ愛されていたかが分かる。

また少しずつ読み返したいな。