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お気に入りの本の紹介


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2008/04/07 / 00:00

見知らぬ明日 (ハルキ文庫)
小松 左京
4894564262
久しぶりに小松左京の長編を読んだ。やっぱり面白い。

中国の奥地で何かが起きていて、戦争?内戦?と思ったら、宇宙人からの攻撃で、世界中に飛び火し、どうなっちゃうんだろう・・・って話し。

地球上の武器で太刀打ちできない相手だったら、あっという間に地球を侵略出来てしまいそうなのに、結構地味に攻撃しているとか、主人公の新聞記者が家庭をほっぽらかしで浮気したり、仕事に逃げているのは古い設定のように感じて、ちょっと突っ込みたくなるところもあったけど、細かいことはさておき、国同士の政治的なやりとりなんかは、先日読んだ「悪夢の並行世界」のような駆け引きが面白いし(リアリティが薄く古臭い事も含めて)、宇宙人の侵略ってテーマがあるのに、宇宙人については多く語られていないというのも面白い。

アンハッピーなのか、一発逆転があるのか・・・?!な終わり方も後味があって好きだし、大がかりなテーマーを細かいところまで緻密に描いているのはさすがだ。

久しぶりに読んだ小松左京の長編が結構面白かったので、続けて長編の再読に挑もう。

ちょっと調べたら、2000年に角川版の「見知らぬ明日」を読んでいた。全然覚えてなかったなぁ。ちなみに今回はハルキ文庫版。

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2008/02/19 / 00:00

地には平和を (1980年) (角川文庫)
小松 左京
B000J88BE0
以前読んだことがあったけど、久しぶりに小松左京が読みたくなって手にした。
表題の「地には平和を」と「日本売ります」「ある生き物の記録」が収められている。私が持っているのは角川から出版されている文庫本で流通していないので、古本屋で手に入れたもの。
「地には平和を」は初期の作品。第二次世界大戦で日本が降伏していなかったら・・・という歴史を書いたSF。彼の描く”戦争もの”は実体験に基づいているためか、真に迫った臨場感があり、恐怖を感じる。

ユーモアのあるショートショートや、壮大なスケールの大作、そしてあの戦争を彷彿させる作品、エッセイ・・・。どの作品を読んでも溢れ出る彼の才能に未だに驚かされ、飽きることなく楽しむことが出来る。
出版されている(された)作品の大半を読んでしまったため、最近はあまり手にしていなかったんだけど、また再読してみようと思う。

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2006/10/09 / 17:21

日本沈没 上 小学館文庫 こ 11-1
日本沈没 下 小学館文庫 こ 11-2
日本沈没 上    小学館文庫 こ 11-1日本沈没 下    小学館文庫 こ 11-2

小松左京は高校生の頃から大好きで、読んで集めているが、何故か「日本沈没」を読んだ事が無かった事を、映画化のニュースを知った時に気付いた。なんで読んでないんだろうなーと思っていたんだけど、先日、本棚の整理をしていたところ、双葉社の「日本沈没(上)」が出てきた。上巻だけ・・・。うちにある小松左京の本のほとんどが古本なので、おそらく古本屋で上巻だけ買って、下巻も揃えたら読もう・・・とでも思っていたのだろう。

で、改めて、小学館から出版された上下巻を揃えた。

さて。映画を見てから読むか。読んでから映画を見るか。
好きな作家が原作の映画を見る時、ガッカリする事が多い。それは、既に原作を読んで、自分の中のイメージが出来上がっている事や、過度な期待をしてしまう為なので、今回はあえて原作を読まずに先に映画を見に行った。
映画の感想についてはこちら。

映画は原作を読んでいない事で、素直に受け止める事が出来て、まぁ満足出来た。
そして、原作を読みはじめたが、うーん。やっぱり小松左京は偉大だ。映像で見る日本の沈む様子、人々の逃げ惑う姿も迫力があり、恐怖感を覚えたが、文章から伝わってくるそれは、映画を超えた戦慄が走るものだった。今ですらそう感じるのに、発売された当時('73年)どれだけ人々に衝撃を与えたのか。この小説がベストセラーになり、映画がヒットしたと言う理由がようやく分かった気がする。


日本ふるさと沈没
鶴田 謙二 他
4197701322併せてこちらもお勧め。

豪華な(ちょっとマニアックな)漫画家さんたちが描く「日本沈没」。パロディやなんだか分かりにくいノリのものもあるので、賛否両論でしょう。原作または映画を知らないと、面白みが分からないと思います。
私はグダグダな雰囲気や、バカバカしさが結構好きです。とり・みき氏の作品が一番お気に入り♪大笑いしちゃいました。

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2006/07/08 / 23:16

小松左京原作コミック集

「日本沈没」の映画公開が間近に迫っていますが、映画以外でも小松左京原作の漫画があります。
少し前に購入してパラパラ見たんだけど、改めて読んで見ました。


「くだんのはは」石ノ森章太郎
「一万年の目覚め」さいとう・たかを
「牙の時代」佐多みさき
「やせがまんの系譜」牧美也子
「模型の時代」松本零士
「時間エージェント」モンキー・パンチ
「日本アパッチ族」やなせたかし
「プータロー2013年」山下たつひこ

8人の漫画家により書かれたものが収録されています。
書かれた年代が古いものもあるけれど、いいものはいつの時代でもいい と実感します。

「くだんのはは」は原作も大好きで、何度も読んでいる作品。大好きな漫画家の石ノ森先生が書かれており、原作を読んだ時のイメージが壊される事なく丁寧に書かれているので、ますます好きな作品になりました。
「時間エージェント」は原作を読んだ方なら分かると思いますが、バタバタした感じやちょっぴりエロティックな部分など、モンキー・パンチは適任!もっとこのシリーズ、読みたいと思った。

まだ他にも漫画化されたものがあるので、是非第二段も出して欲しい。
また、映画や漫画が小松先生の事を知るきっかけになって、多くの人に原作にふれて欲しいですね。

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