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2007/02/06 / 15:53
ひとりっ子
グレッグ イーガン Greg Egan 山岸 真
イーガンの3冊目の短編集。7編が収録されている。
感想を書くとネタバレになってしまうので、感想が書きにくいんだけど、イーガンは長編は難解だけど、短編は読みやすいって認識が、ちょっと崩れた。面白いんだけど、難しい。もっと、自分が賢くて科学的な事とか数学的な事とか理解する能力があれば、もっと楽しめるんじゃないかと思うと悔しい。
分からなくても夢中になってしまう面白さはなんだろう。いわゆるハードSF気味なのに、温もりを感じるストーリ。でも、その温もりの奥にヒヤっとする冷たい無機質なものが横たわっていて、しこりのように心に残って引っかかる。
テクノロジーが発達し、素晴しいと思える未来の人間の進化は、実は退化なんじゃないだろうか。
2005/10/20 / 10:36
ディアスポラ
グレッグ・イーガン 山岸 真
グレッグ・イーガンは短編はいくらか読みやすいけど、長編は難解。
簡単に言ってしまうと、この作品は西暦2975年から始まり、ソフトウェアー化された人間が知的生命を求めて宇宙を旅する・・・と言う話し。
ただ、数学の専門用語や、中性子とか10次元とかイメージしにくいものが多いのが難しい。
もっと、理解出来れば もっと、楽しむ事が出来るのになぁといつも思う。
10年以上前に読んだウィリアム・ギブスンが、同じように面白いけどイメージしにくくて難しかった。
その後、再読したところ、時代がギブスンに追いついたからか、自分が歳を重ねたからか、理解してイメージして読む事が出来るようになった。
ギブスンとはちょっと違うけど、イーガンも数年後に再読したら、今以上に読み解けるかもしれない。
私は、解説やあとがきは最後に読むもの・・・と思っているけれど、
巻末に用語解説と大森望氏による解説があり、本編を読みながら目を通す事で随分助けられました。