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「TAP」グレッグ・イーガン

TAP (河出文庫)
グレッグ・イーガン 山岸真
B01HBBAGL8イーガンの短編集は読みやすくて好きなので、内容確認せずに購入した。
読んだことあるのが多いなぁ…でもまぁ面白い。

レビューを書こうと調べものしてたところ、既に発売されていたソフトカバーの文庫化されたものだと知った(遅いw)。読んでるはずだ。しかも収録作も全く一緒。

当時読んだ時のレビュー
http://bookbookman.blog20.fc2.com/blog-entry-138.html

お気に入りも今回と一緒。
「銀炎」と「TAP」。さすが私(笑)。
でも前回読んだのが9年前。再読という事でいいかな。

初期の頃の作品が多く、SFと言うよりもモダンホラー?とか、今のイーガンと比べるとらしくないように感じたりもする。イーガンの短編って読みやすくて ほんわかするような作品もあるけど、これは後味があまり良くはない。

昔の長編も再読チャレンジしてみようかな。


「新・口笛テスト」
「視覚」
「ユージーン」
「悪魔の移住」
「散骨」
「銀炎」
「自警団」
「要塞」
「森の奥」
「TAP」

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「ゼンデギ」グレッグ・イーガン

ゼンデギ (ハヤカワ文庫SF)
グレッグ イーガン 山岸 真
B010COOELY待望のイーガン。前評判で非常に読みやすいとの声多数。途中で難しくなるかなぁ…とも思ったけど、最後まで読み飛ばしたり挫折もなく読めた。ある意味イーガンらしくないが、中短編で感じた読みやすさと人間の感情が伝わってくる温かみ、親しみやすさがあり、好き。

妻を事故で失い、病気で先の長くない主人公のマーティン。息子の為に自分の人格をヴァーチャルに残して見守りたいとするも、課題を残したまま亡くなってしまい…。結局どうなったのが全く分からないが、続きがあるのだろうか。こういうラストは嫌いじゃないけど、もう少し欲しかったなぁ。

マーティンのいい父親っぷりや苦悩の描き方が良かったし、息子も可愛い。マーティンの周りの人たちもいい人。ヴァーチャルな技術も想像の範囲を超える難しいものではなかったし、近い将来、可能になるのでは、と感じさせた。

でもやっぱり夢は見たいけど、自分をダウンロードして永遠に生きる(生かされる、何度も再起動される)事は、本当に自分の体験なのか、魂は?なんて問題はあるのだろうな。「ディアスポラ」みたいに果てしない進化と旅までは行かなくても、生きてる間には間に合わないものは色々見てみたいなぁ。

追記
あとがきに、読み終わったら最初に戻って第一章を読み返すといい、とあったので、少し読み返してみた。マーティンって最初はこんなだったな~って遠い昔のように思い出す。また数年後にでも再読してみたいな。

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「白熱光」グレッグ・イーガン

白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
グレッグ・イーガン Rey.Hori
4153350125待望のイーガン!
いつもそうなんだけど、難しくて理解出来ない事も多いのにメチャメチャ面白い!数学とか科学とかちゃんと理解出来たらもっと面白く読めるんだろうな~と思いつつも、今の状態でも十分に楽しめた。でも、もっと自分の頭の中のイメージが鮮明になったらいいのに。

2つの物語が交互に進んでいくんだけど、繋がりがありそうでなさそうで…我慢出来ずにあとがきの解説を読んでしまって、いいヒントにはなったけれど、もっと解説が欲しい(笑)

イーガンの描く未来まで生きることが出来たらいいのに。毎回思う。ひたすら壮大で美しく愛を感じる物語。

イーガン最高!

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「プランク・ダイヴ」グレッグ・イーガン

プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)
グレッグ・イーガン 鷲尾直広
4150118264文庫になるのが待ちきれなくて、SFマガジンに掲載された時に買って読んでしまった作品もいくつか。長編よりは読みやすいけど、やっぱり難しくてでも面白い。

「クリスタルの夜」人工生命体を育てていく中での話しなんだけど、どこかで読んだことある?ようなSF。でも、あくまでクールにラストもなんだか痛快。タイトルがキラキラでステキ。

「エキストラ」お金持ちのおっさんがクローンを使って永遠に生きようとする。なんだかイーガンっぽくない。でも最後に突き放したとこは「クリスタルの夜」と同じ。
TVドラマ化されたそうだ。他の作品が映像化されたらどんな感じになるんだろう??まだ表現できる技術がないかなぁ。

「暗黒整数」この中で好きな作品のひとつ。争いを回避するには接触出来ないようにするしかないっていう、異星人との交流にワクワクしてしまう自分としては、ちょっと切ない結末。

「グローリー」他の惑星に数学理論の探索行く話し。設定が少し違っていたら、こういう話って他にもありそうなんだけど、やっぱりイーガン。

「ワンの絨毯」 「ディアスポラ」に組み込まれている一遍。「ディアスポラ」は難しくて他の人に感想をうまく伝えられない面白さな作品なんだけど、やっぱり難しくてでも面白い。異性生命体というか知性生命体というか、今後あるとしたら宇宙人、異星人じゃなくてこういう形なんじゃないかと本気で思えてしまう。

「プランク・ダイヴ」ブラックホールへ突入する話し。どこだかで似たような話しを読んだんだけど気のせいだろうか??

「伝播」本邦初訳。無人探査機が発射される。ここまでは良くある話し。その後、自分たちの意識だけをそこに送り込む。簡単に何光年も先に行けてしまうのも夢のある話だけれど、新たに惑星を開拓してくのって原点だよね。

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「TAP (奇想コレクション) 」グレッグ・イーガン

TAP (奇想コレクション) 4309622038
10編の作品を収めた短編集。
イーガンの短編は長編の難解さを比較すると、非常に読みやすく温もりを感じる(その温もりの中にヒンヤリとした視点を感じる)。

この短編集ももちろん非常に読みやすい。
しかし、初期の作品やホラーや探偵モノといった今までのイーガンとは違った一面が見れることで、異質さを感じる。そして、少々物足りなさも。

お気に入りの作品は「銀炎」と「TAP」。
どちらも推理小説な展開にワクワクさせられたのと、映像が目に浮かんで映像化されたら面白そうだなと思った。

うーん。新作が待ち遠しい。

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