ディファレンス・エンジン
ウィリアム・ギブスン ブルース・スターリング

正直、ウィリアム・ギブスンの名前だけで購入したので、"SF"を期待しており、読み始めた頃はガッカリと言うか、訳が分からず戸惑った。
19世紀のロンドンが舞台。
歴史にも疎い為、どこまでが実在する人物で歴史であるのかも判別出来ず。その時代のイメージもうまく出来ない。
蒸気機関計算機??蒸気映像(キノトロープ)?? どんな代物なんだろうか???
しかし、非常に読みにくく感じたのは最初だけ。
章ごとに物語が独立しているのかと思いきや、登場人物がリンクしてきて、後半ではバラバラだった破片が少しつづ繋がってゆく。
スリリングで、謎解きの要素もあり、「あ、ギブスンだ。」と最後に納得。日本贔屓の彼らしく、日本人も登場する。
でも難解である事には変わりなく、また読み直してみたい。当時の歴史を勉強したら、さらに楽しめるのかも知れない。