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「闇の左手」アーシュラ・K・ル・グィン

闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF (252))
アーシュラ・K・ル・グィン Ursula K. Le Guin
415010252X以前、「SFマガジン700【海外篇】」を読んだ時に掲載されていた彼女の「孤独」 がこのアンソロジーの中で一番面白く、他の作品も読んて見たいと思って購入。SFというよりもファンタジー色が強いかな。

異星人との遭遇はSF小説や映画の中では言葉や意思が通じてしまうものが多い。翻訳機使ったり。言葉だけじゃなくて文化や習慣だって絶対違うし、理解し難いものもあるはず。そういうものに対してファンタジックに描かれている。まぁ難しい事は無しだけど、友好関係は簡単には築けないよね、という話し。先祖が一緒だから見た目はほどんど変わらないし、戦争まで発展するような争いもなく、主に使徒のゲンリー・アイとエストラーベンが中心となって話しは進んでいく。

両性具有っていう設定もエロさはなく、面白い感覚。雪と氷の寒い白い世界もなんとなく切ない感じで、常夏よりは雰囲気出るよね。

慣れるまでは登場人物とか独特の単語とかあって読みにくかったけど、途中からグイグイ読めるようになって楽しく読めた。猛烈に面白くて痺れた!とは違うけど、楽しめた、が一番合う感想かな。でも別の作品もまた読んでみたいし、人には勧めやすい。

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