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「悲しみのイレーヌ」ピエール・ルメートル

悲しみのイレーヌ (文春文庫)
ピエール・ルメートル 橘明美
B015SGOBGO以前、友人に勧められてピエール・ルメートルの「その女アレックス」を読んだ。グロいシーンやバイオレンスは好きじゃないので嫌だなぁ~と思う部分もあったし、ベストセラーや人気本も苦手。でも、それを凌駕する面白さやどんでん返し、読後に沁みる余韻があり他の作品も読んでみたいと思っていた。

「悲しみのイレーヌ」は「その女アレックス」よりも本来は先に読んだ方が良い。ネタバレする部分もあるから。と言ってもタイトルを見ればイレーヌに何かある…と分かってしまうけどね。このタイトルはどうかと思うよねぇ。

主人公のカミーユ警部の奥さん・イレーヌがいつ死ぬのか…って、読み始めると気づいてしまう。
それはまぁ置いておいて…
犯人にも驚いたが、後半の仕掛けはすぐに気づかなくてえ?え?って戸惑い、読み返してしまった。
海外ミステリーは詳しくないけど、好きな人には本物の作品も出てくるからたまらないんだろうな~と思う。

冒頭のグロいシーンは電車で読んでいて気持ち悪くなりそうだった。なるべく想像し過ぎないように…読んだが、最後は脳裏から離れなくて目を閉じるとそのシーンが目に浮かんで苦しかった。

残酷なグロい部分を我慢しても読む価値のある作品。キャラクターも個性的でドラマにしたら面白そう。
他の作品もまた読んでみようと思う。

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「その女アレックス」ピエール ルメートル

その女アレックス (文春文庫)
ピエール ルメートル 橘 明美
416790196X本好きのお友達に勧めてもらった本。
ミステリーって普段読まない。昔の推理小説とか探偵小説的なのは好き。グロいのとか凄惨な殺人事件とか苦手なので、ん~って描写はあったけど、あっさりと見たままというか事実のみ感情を込めずに書いてあったので大丈夫だった。

通勤中とか時間潰しのカフェとかで本は読むんだけど、続きが気になって家でも読んでしまう事はなかなか無い。アレックスが監禁から脱したあたりからウズウズしてしまい、我慢出来なくて家でも読んでしまうくらい夢中に。しかし監禁シーンは酷い。気持ち悪い。

アレックスが男を殺す理由が分からず硫酸エグイよ…と思ってたら、とてつもない過去が出てきて。最後は唸る終わり方。結局アレックス自身の言葉では語られなかったけど、とても悲しい人生。かわいそう。

あとはキャラクターが魅力的。実写よりもアニメにしたら萌えそうな(笑) アレックスの話しだけだと救いようのない後味の悪さだけが残りそうだけど、アルマンのいい話しが和らげてくれて、カミーユとのやりとりに泣けた。

イレーヌの話しも読んでみたい。

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