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「メアリと巨人」フィリップ・K・ディック

メアリと巨人
フィリップ・K. ディック Philip K. Dick 菊池 誠
4480831339ディックはSF作家として名が知れているが、普通小説もいくつか書いており、出版されている。
普通小説とされているものを、数冊読んだ事があるが、どれもあまり印象に残っていない。私の中ではディックはやっぱりSF,普通小説は面白くないと決め付けていた。

仕事を辞めて、自宅でハードカバーの小説が読めるようになり、ようやく手に取ったのがこれ。
まぎれもなく、ディックが書いたものだ。

田舎街に住む、メアリアンと言う少女(20歳)は冴えないボーイフレンドや仕事、居心地の悪い家庭から逃げ出したく、苦悩しもがいている。
そこに現れたレコード屋を営むシリングと言う中年オヤジとの関わりや、彼女を取りまく人々との目まぐるしい日々を淡々と書いている小説。

私はディックの描く女性(女の子)が大好き。自由奔放で気ままで、男を振り回し、ちょっと病的な神経質さを持ち合わせていて、痩せすぎな為グラマラスではないが魅力的。
私にはないものを持っているから惹かれるのかもしれない。

メアリアンもそんな少女。
苦悩して、気まぐれを起こしたり、ヒステリックになったりするところは、なんかちょっと分かる気もする。男の人には理解しがたいかもしれない。彼女に感情移入しながら読んでいたので、ラストは少々あっけない気もするが、素敵なエンディングじゃないかな。

私も自分の現在の状況、これから何をすべきか、思い悩んでいる。
この小説を読んで心がホッコリ温かくなった気がする。
そして「やっぱりディックは最高~」(笑)

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「キン肉マンⅡ世 究極の超人タック編1」ゆでたまご

キン肉マン2世 究極の超人タッグ編 1 (1)
ゆでたまご
4088574524本屋で表紙を見た瞬間「!!」カッコイイ~♪
やっぱり、私は初代派なのでレジェンド達が表紙だと嬉しい~。
好きな漫画はいろいろあるけれど、キン肉マンは初代とⅡ世と読んでいくうちにますます好きになって、今回改めて思ったんだけど、一番好きな漫画かも!!

新しく始まった「究極の超人タック編」で懐かしの宇宙超人タックトーナメントのシーンが。
これからの展開では、懐かしい超人達がいっぱい見れるのかな~。

しかも!来年1月から、再度アニメの放送が始まるらしい!!(Ⅱ世の)
http://www.kinnikuman.jp/
今度は大人の鑑賞に堪えうるカッコイイアニメを作って欲しいな。

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「もうひとつのMONSTER―The investigative report」

もうひとつのMONSTER―The investigative report
ヴェルナー・ヴェーバー 浦沢 直樹 長崎 尚志
4091852793随分前に購入していたけれど、アニメが終わってから・・・と思い、ようやく読み終えた。
順番としては、漫画→アニメ→もうひとつのMONSTER と目にしたが、また漫画を読み返したくなる。

これを読むと本編のストーリの深みも増すが、謎も増える(苦)
フィクションなのかノンフィクションなのか??とドキドキしながら読めた。
MONSTERファンにはお勧めです。読むべし!

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「宇宙戦争」H・G・ウェルズ

宇宙戦争
H.G. ウェルズ H.G. Wells 中村 融
448860708XH・G・ウェルズの作品は「透明人間」「タイム・マシン」は過去に読んだ事があり、透明人間は映画も見たが、とにかく100年以上前にこのような小説が書かれていたと言う事に驚く。当時の人々がどれだけ興奮して読んだのだろうか。

宇宙戦争が映画化され、公開されるまでは全貌が明らかにならないと言うニュースを聞き、あまり映画を見ない私だがこれは是非見たい!と思い、公開されてすぐに映画館へ見に行った。

ただのSF映画ではなく、私にとって衝撃的な映画だった。
侵略者(宇宙人)に対する人々の恐怖感、作りこまれた映像、トム・クルーズ演じるレイとその家族の感情・・・。
高ぶる気持ちを抑えられない何かが 私を捉えた。原作を読みたい!DVDも買いたい!もっと「宇宙戦争」に浸りたい!と。


映画化に合わせて、いろいろな出版社から文庫本が出ていたが、初出誌「ピアスンズ」の挿絵が掲載されている、創元SF文庫を購入。
小説の舞台はイギリス。静かな街が火星人に侵略されていく様を、主人公が一人称で淡々と語っていく。
大抵の場合、原作のファンで原作を読んでから映画を見る事がほとんどだけれど、今回は映画を見て原作を読むと言う逆のパターンだったので、映画のシーンを思い出しながら読んだ。内容は同じではないが、原作の雰囲気や細かいところは忠実に映像化されていると思う。宇宙人から逃れるため、身を潜めるシーンや、人々がパニックになり逃げ惑う様、極限状態に狂う人々の様子は映画も原作もドキドキさせられた。


そして、DVDを見た!映画のDVDを買ったのは初めて。特典映像付の2枚組。
宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション
トム・クルーズ H.G.ウェルズ スティーブン・スピルバーグ
B00067HDWU内容は分かっているけれど、やっぱりドキドキしながら見たので体に力が入ってしまった(苦)
映画を見て、小説も読んだ人なら分かると思うが、内容は同じではないが、忠実に作られていると感じて、なんだか嬉しい。
ウェルズの小説も素晴らしいが、映画は原作を大切にし、現代に相応しいものに仕上がっていると思う。

こんなに一つの作品にハマったのは初めてで、自分でビックリしている。
原作も訳者によってかなり違うようなので、比較もしてみたい。

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