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「いまこの人が好きだ! 」椎名 誠

いまこの人が好きだ! (新潮文庫)
椎名 誠

著名な人から、近所のパン屋さんまで、椎名さんがパチパチしたい絶賛人間に会いに行きインタビューした「小説新潮」での連載をまとめたモノ。

しかも、1981年から1982年に連載されていたモノというから、今から20年も前!
時代を感じるのは写真くらいで、今読んでも面白い。椎名さんの文体は、かなり弾けていて常に興奮状態。この頃からビールが好きなのも変わりなく(笑)

全然知らない人の話でも、彼の手にかかると面白おかしく読めてしまうし、もっとこの人の事が知りたい!なんて思っちゃう。

今は、彼が会いたいと思うようなパチパチしたい人間はいるのだろうか。

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「南島ぶちくん騒動」椎名 誠

南島ぶちくん騒動 (幻冬舎文庫)
椎名 誠
4344400941過去に「うみ・そら・さんごのいいつたえ」という映画の撮影を沖縄・石垣島で行い、数年後にまた島を訪れ、映画を撮った時のエピソードを交えながら語っている。

写真がたくさん掲載されているので、雰囲気も分かって楽しい様子が伝わってくる。

そして、この人はホントにウマいものとビールが大好きなんだなぁというのも伝わってくる(笑)

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「死よりも悪い運命」カート・ヴォネガット

死よりも悪い運命 (ハヤカワ文庫 SF ウ 4-19)
和田 誠 浅倉 久志
4150116822毎年、ハマって何冊も続けて読む作家が出てくるんだけど、今年はカート・ヴォネガット。最初はとっつきにくい文体だったのが、読むにつれてあれが心地良く感じるようになってきた。

今回はエッセイ。エッセイと言っても、彼が今まで行ってきた講演のスピーチや、過去のエッセイなどを交えながらそれについての思い出について語り、感想を述べている。

私は読んでいる本にペンで印をつけたり、折り曲げたりはしないんだけど、この作品も含めてヴォネガットの作品を読んでいると、書きとめたくなる言葉がたくさん出てきて、今回は特に多かったため、ついに折り曲げてしまった。
目立たないほど小さな小さな折り目だけど。

彼の言葉には、同意出来るものもあれば、反発したくなるモノも同じくらいある。反発したくなるモノも含めて、パっと見はニコニコ顔で柔らかに思うが、その切り口は鋭く痛みを感じる事も多々。
小難しそうな話題でも退屈せずに読めてしまうのは、語り口や彼の視点のせいだろう。

来年もヴォネガットいっぱい読みたい!

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