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月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」 アンドリュー・スミス

月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈上〉
月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈下〉
月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈上〉月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈下〉実は、2年半ほどまえに2度読んでいる。最初に読んであまりの面白さに、続けて読んでしまったのだ。
そして、今回再読したのは、映画「ザ・ムーン」を見て、また読みたくなって。
2年半という比較的短い間に、3回も読み直す本なんて、記憶にない。
(前回の感想はこちら

前回の記憶も残っているので、気分的には余裕を持って読めたけれど、それでもかなり夢中になってグングン読み、気になる個所にバシバシ折り目を入れてしまった。本を大事にするので、折り目を付けたり、書き込みをする事はめったにないんだけど、流すわけにはいかない興味深い言葉や、忘れていた印象的なやり取りなんかもあって、とりあえず折って、あとからまたその箇所を読み返したり、メモしたり。

宇宙飛行士たちはみんな個性的で、年を取っても魅力的。
中でも私が一番好きなのが、アラン・ビーン。NASAを辞めた後、絵描きになったのは知っていたんだけど、彼は月の絵ばかり描き、月はグレーの砂や岩場だけの場所なのに、黄色や赤、オレンジ色、さらに金色を使うという。どうしてもその絵が見たくて、検索していたところ、彼の絵が見れるサイトを発見。ここ
興味はあったけど、実力のほどは期待していなかった。

が、素晴らしい!! 目を奪われてしまい、長時間入り浸ってしまった。
彼の想いが伝わって来るよう。これは、体験した者にしか描けないんじゃないかなぁ。

今回最も印象に残ったのが、アメリカ人で初めて、船外で宇宙遊泳に成功したエド・ホワイトのエピソード。
宇宙遊泳に夢中になり、船内に早く戻って来るように促されて、グズグズ引き伸ばしていたものの、観念して船内に戻る際「人生でもっとも悲しい瞬間だ」と胸を打つ言葉を残す。しかしその後、アポロ1号に乗船した彼は、火災事故で約1年半後に亡くなっているのだ。

月面に降り立ったムーン・ウォーカーだけでなく、アポロ計画に関わった人々に益々興味を持った。
参考文献として取り上げられていた翻訳されている書なども、手に入れて読んでみたい。

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