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「いただき!!キン肉マン」ゆでたまご

いただき!!キン肉マン―さくれつ!ゆうじょうパワーのまき
ゆでたまご
4087805247買うつもりなかったんだけど・・・
先日開催された「キン肉マニア」のグッズ売り場で見かけて、思わず買ってしまいました。

デフォルメされたキン肉マンには興味ないんだけど(カッコいい方がいい)、子供にはいいかもしれないですね。絵本だし。

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「その名にちなんで」ジュンパ・ラヒリ

その名にちなんで (新潮文庫)
Jhumpa Lahiri 小川 高義
4102142126以前、旦那のお義父さんから譲り受けた「停電の夜に」を読んで予想外の感銘を受けた。同じ作者の新刊が出ているのを知って先日購入。(「停電の夜に」の感想はこちら。)


インドで生まれ育ち、結婚&夫の仕事でアメリカに住む事になったインド人の夫婦。
それぞれの視点で語られる物語かと思いきや、息子ゴーゴリが生まれると彼の視点が中心となる。成長していき、仕事、結婚と特に大きな事件があるわけでもなく、淡々と語られてゆく。

通勤中に本を読む事が多いんだけど、これは先が気になり自宅でも読んでしまった。
ドキドキハラハラするような物語でもないし、なぜこんなに引き寄せられてしまうのか不思議。

アシマが語る時は、女性・妻の気持ちが分かる。
ガングリーの視点は、子供の頃の自分の思い出が蘇る。

インド人の家族の物語 といっても、舞台が主にアメリカ。
異国で暮らす寂しさや苦労は経験のない私には未知の世界。
それでも、泣きながら逞しく生きていくアシマに共感出来る。

うちは親戚付き合いも薄いので、インド人の濃いぃ付き合いはうんざりしそう(笑)
でも、ちょっぴり羨ましくもあり。

中盤、ショッキングな出来事がある。
会社に向かう電車の中で読んでいて、これから仕事だってのに放心状態に。
誰もがいつかは経験する事だろうけれど・・・。
自分に投影し過ぎてしまい、血の気が引くような、胸が苦しくなるような思いをしてしまった。


あとがきで、これが映画化された事を知った。
映像で彼らの暮らしぶりやインドの様子を見ることが出来ると、また違った感じ方があるだろう。
言葉ではイメージが沸かない部分もあるし。

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「パンクラス 15年の真実 総合格闘技の舞台裏回顧録」尾崎 允実

最近のパンクラスは分からないけど・・・
旗揚げから船木さん引退頃までのパンクラスが大好きだった。

パンクラス旗揚げ前、
藤原組を辞めた船木、鈴木が新団体を旗揚げするって記事を週プロで見て、何かやってくれそう!という期待抱いた。

そして、旗揚げ戦の週プロのレポに釘付け!
雑誌の写真からオーラーを感じたのは、後にも先にもこの時だけ。
秒殺というインパクトよりも、ハイブリッドボディを身にまとった彼らの魅力に取り付かれてしまった。

初パンクラス観戦は、翌年の1月。忘れもしない横浜文化体育館。
メインでシャムロックと対戦した鈴木が勝った!
路面に雪が残る寒い日だったけど、心は熱く燃えていて、この興奮を誰かに伝えたい!と帰り道に叫びたい衝動に駆られた事を、つい最近の事のように覚えてる。



で、今年出版された下記の2冊を読んだ。

パンクラス 15年の真実 総合格闘技の舞台裏回顧録
尾崎 允実
4757748094


kamipro Special 2009 MAY (2009) (エンターブレインムック)
4757748752


尾崎社長の本は、社長になるまでの経緯や、裏話的な回顧録。
書けない事も多いんでしょうけど、「当時、そんな苦労があったんだ・・・」と知る事もあって、なかなか興味深い。
角が立たないように書いてある内容には、彼の真面目な人柄も伝わってくるが、やや物足りなさもあり。
しかし、社長しか知りえない選手たちとのエピソードには、グッとくるものも。


対する「kamipro Special」は、鈴木みのるの真面目な!?インタビューや、ベストバウト50、ターザン山本氏のインタビューなど。


ターザン時代の週プロに、もろ影響を受けているので、パンクラスに限らず、いい時代だったなぁ~と振り返り。

90年代前半、プロレスも多団体時代に突入、格闘技界もグレイシーやUFC、k-1なんかが出てきて、今のブームを作った創世記。混沌としつつも、何が起きるか分からないドキドキ感もあり、勢いがあった。



今でも好きだけど、当時のようにハマれないもどかしさ。
昔は良かった・・・とは言いたくないし、自分も冷めた大人になってしまったのかもしれないけれど・・・

あの頃は、プロレス&格闘技の我が青春時代だった。
ついでに鈴木みのるの「風になれ」も読んでね♪

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「哀愁の町に霧が降るのだ」椎名 誠

哀愁の町に霧が降るのだ〈上巻〉 (新潮文庫)
椎名 誠

哀愁の町に霧が降るのだ〈下巻〉 (新潮文庫)
椎名 誠


なんとなく、フィクション小説なのかと思って読み始めたらエッセイ??
何が始まるのか・・・物語が進まない。書けないと悶えている。
そういえば、小松左京の本で「題未定」という連載が始まっても題が決まらず・・・という話しがあったなぁ。


高校卒業後に仲間達と共に克美荘で暮らす日々を綴った自伝的エッセイ。
アルバイトをしたり脚本学校へ行ったりしている椎名誠。沢野ひとし、木村晋介、イサオといった仲間達と日の差さない克美荘での暮らしを中心に描かれている。

80年代に書かれたものだが、今でもこういう暮らしをしている人がいそうだなぁ。
それにしても、家賃や食費などお金を持っている者が払うっていう生活は、私には考えられない!まず他人との共同生活がムリだもんなぁ。

昔の事なのに様々な事を事細かに記憶しているのだなぁ、ノンフィクションな部分も多いのかなぁと思っていたら「克美荘日記」なるものが残されていて、それを参考にしたり、当時の仲間たちとも未だに繋がりがあり、記憶の整理をする事が出来ているので、このような作品が出来上がったのだろう。

上下巻からなる新潮文庫版を読んだのだけれど、ボリュームがあるわりにはサクサク読めた。
椎名さんのサラリーマン第一歩の職場の様子や、恋愛の事が書かれているのも興味深い。
他の作品で読んだエピソードもあり、この時代の出来事が後の作品にも影響しているのだな、と思った。

このような青春時代を送り、仲間たちと今でも交流があるのは羨ましい。

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