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「愛のあとにくるもの」辻仁成

愛のあとにくるもの (幻冬舎文庫)
4344413458恋愛小説やドラマ、映画全く興味がないんだけど、辻さんはデビューから読んでいるせいか、恋愛小説とか考えずにすんなり読めてしまう。しかし今回はちょっとガッカリ。

東京とソウルを舞台に、男の視点を辻仁成が、女の視点を孔枝泳が描く恋愛小説って事なんだけど、これで思い出すのは「冷静と情熱のあいだに」だね。
でもハッキリ言って辻さんが書いたもの以外は読む気にはならないなぁ。気にはなるけど。
「冷静と情熱のあいだに」も両方読んだけど・・・今回はいいかな。

そんな都合よく物事進まないし、そんな偶然ありえないだろ~みたいな、ベタな展開が多くて私が嫌いな恋愛小説やドラマのパターン。

日本人と韓国人の恋愛を描くならば、もっと掘り下げても良かったと思うし。

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「ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論」小林よしのり

ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論
4093897158学生時代から歴史が苦手で興味もなく、自分の生まれ育った国歴史に全く関心がなかった。
「天皇」についてもそう。日本の象徴って教わった記憶くらい。
天皇ってなんだろう~? よく分かんないけどまぁいいや。みたいな。

太平洋戦争(大東亜戦争)に関心を持つようになり、関連する映像や本なんかを読んでいると、やっぱり天皇が出てくるわけで、次第に気になるようになり、知りたいと思うようになった。

そんな私に、分かりやすく説明してくれたのがこの本。
全部鵜呑みにするわけではないし、私は右でも左でもないけれど、基本的な事を知るのにはいいテキスト。

私は親がクリスチャンで幼い頃から教会に行っていたため、日本の宗教の違いやまつりごとの習慣なども良く分からないし、知りたいとも思ってなかった。関係ないしって。
なので、天皇が行っているという祭儀なんてもちろん知らなかった。
天皇の始まりだって神話だし、なんかこう、浮世離れしている存在に感じていた。

でも日本の歴史を学ぶにつれて、日本が日本であり続ける為に絶対必要な存在なんだ感じた。
今ポーランドの事を書いた本を読んでるんだけど、改めて思ったのは、日本は戦争中に多くの人が犠牲になり周辺諸国にも迷惑をかけたけれど、戦後の復興は目を見張るものがあり、今は自国の事だけでなく多くの国にも手助けする事が出来る安定した国家になっていると思う。
それは、やはり天皇という存在があるからではないか?と。
歴史のifは考えたらきりがないけれど、戦後に内戦や独裁政治がおこらなかったもの天皇がいたからこそかと。

んー簡単にまとめられないんだけど、非常に勉強になった。かなり厚みがあるので、通勤中に読むのが大変だったけど(^^ゞ また読み返して理解を深めたい。

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「生たまご ゆでたまごのキン肉マン青春録」 ゆでたまご

生たまご ゆでたまごのキン肉マン青春録
4757750056ゆでたまごの中井先生、嶋田先生の生い立ちから現在までを交互に綴っていく自叙伝。

2人の話が交互に進んでいくので、話しがタブる部分もあるけれど、特に幼い頃の話しや家族の話は知らなかった事ばかりで非常に興味深かった。彼らにも栄光だけでなく挫折もあり、辞めようと思ったこともあると。


キン肉マンを読み始めたのは小学生の高学年頃だったと記憶している。当時はジャンプの黄金時代。キャプテン翼、北斗の拳、ドクタースランプ アラレちゃん、キャッツ・アイetc・・・

ヒット作が多く次々とアニメ化し、毎週発売日が楽しみでしかたがなかった。他の友達は「りぼん」や「マーガレット」に夢中だったけど、私はジャンプ。もちろん漫画だけでなくアニメも見てたし、東映まんがまつりにも行ったなぁ。

ジャンプは20歳頃までずっと買ってたけど、読みたいモノが減ってきて買うのを辞めた。確かその頃「バンチ」が創刊したんじゃないかったかな。それからバンチ。

キン肉マンが終了したあとの、ゆでたまごの作品も読んでたし持ってる。ゆでたまご両先生は、ヒット作に恵まれず不遇の時代たったという。

確かにキン肉マンのイメージが強すぎたんだろうなぁとは思うけど、個人的にはその頃の漫画で好きなのは「蹴撃手マモル」。今みたいにキックや格闘技がメジャーじゃない頃だったけど、面白かったのになぁ。「ゆうれい僧がやってきた」も好きだったし。

そして現在の「キン肉マン2世」。
万太郎の活躍はもちろん、レジェンド超人たちが出てくるのは嬉しいよねぇ。


「生たまご」を読んで、ますますゆでたまご先生が好きになった。昔、ジャンプで活躍していた漫画家さんで消えてしまった人もいるし、新たな作品で活躍している人もいるけれど、当時のヒット作の続編や関連モノを描いている人も少なくない。でもそれが面白くて人気があるのは、その作品の世界観やキャラクターが非常に魅力的で、どんどん世界を広げることが出来るからではないだろうか。

今の漫画家さんor漫画で10数年後に同じように活躍出来る人がどれだけいるだろうかと思う。やはりあの頃のパワーっていうのは凄いモノがあったんだろうな。

あの時代に生まれたことに感謝。

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「あやしい探検隊アフリカ乱入」椎名誠

あやしい探検隊アフリカ乱入 (角川文庫)
4041510112若い頃の椎名さんの話も面白いことは面白いけど、最近と比べると青いなぁ~とも感じる。若いエネルギーや勢いがあったんだろうけれど、今の方が安心して読める。
最近、古い作品を読むことが多かったので90年代の作品でも十分新しい。

あやしい探検隊のアフリカ旅行。アフリカなんてもちろん行ったことないし、行きたいとも思ったことないけれど、読んでると行きたくなっちゃうから不思議。カラー写真もついているので、様子も分かるし。
どんなトラブルに巻き込まれても、どんな不便極まりないところに行っても実に楽しそうなのだ。こんな風に素敵な仲間と旅を楽しめるのって羨ましい。

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