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「ユービック」フィリップ・K・ディック

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)
フィリップ・K・ディック 浅倉 久志
4150103143初めて読んだディックが「ユービック」。20年以上前のことだが、その衝撃は鮮明に覚えている。ページをめくる手が止まらず一気に読んだ。今回3回目の再読。何度読んでも面白いし、読んでいる時の精神状態によって感じ方も違う。
「エントロピー」って言葉を調べたのもこれを読んでだなー。

もっと救いようのないラストかと思っていたけど、綺麗にまとまっていたのが意外だった。過去にも読んでるはずなのに(笑)


半生者と会話するなんて、SFだし…と思っていたけど、そんな遠くない未来に近い事が可能になるかもしれないね。

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「ドクター・ブラッドマネー」フィリップ・K・ディック

ドクター・ブラッドマネー―博士の血の贖い― (創元SF文庫)
フィリップ・K・ディック 佐藤 龍雄
4488696171プライベートで色々あって、ディックが読みたくなった。
弱ってる時にディックは心地よい。傷口がジワーっと麻痺していく感じ。

数年前まで、「ドクター・ブラッドマネー」はサンリオ版が高額で取引されていて、ボロボロでもいいから読みたくて、でもとにかく高値で手に入らなくて。

やっと創元社から発売されて本当に嬉しかったのを良く覚えてる。あ、復刊ドットコムにも投票したっけ。

今回2回目。登場人物が多くて混乱するし、時間が行ったり来たりして読み返したりもするんだけど、ディックにしてはまとまっていて読みやすい。

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「ガラパゴスの箱舟」カート ヴォネガット

ガラパゴスの箱舟 (ハヤカワ文庫SF)
カート ヴォネガット Kurt Vonnegut
4150111189
序盤読みにくく、時間がかかってしまった。
「猫のゆりかご」を思い出した。終末的な物語と片付けてしまうには乱暴な言い方かな。

現在過去未来を行ったり来たりする語り。語り手も何者なのか後半にならないと分からない。
しかしひとたび囚われるとその世界にスッポリとハマってしまう。
マンダラックスはディック的なアイテムだなぁ(ディックが影響受けてるんだけど)とか、にこ毛に覆われた赤ん坊ってどんな姿なんだろう。得体のしれない生物、動物も出てくるし。


小さなことに頭を悩ませてるのがバカらしくなってくるね。


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