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「高い城の男」フィリップ・K.ディック

高い城の男 (1984年) (ハヤカワ文庫―SF)
フィリップ・K.ディック 浅倉 久志
B000J745IC 「フィリップ・K・ディックのすべて―ノンフィクション集成」を読んでいた時に、この作品の続編が掲載されていて、また読み返したいな~と何度目か分からない再読。3回くらいかな。何度読んでも素晴らしい。

今の自分の精神状態や環境の落ち込み具合が、登場人物たちの苦悩や悲しみ狂い具合に非常に共感出来てクラクラした。威張ってるけど最後に命を奪って苦悩する田上さん、上がったり下がったり悩みの尽きない、でも頑張ってるチルダン、ジュリアナのうわーーってなる気持ち分かる、迷いを断ち切ったら女性って強いよね。ブルーのドレス見てみたい。

みんな孤独でガンガン落ち込むんだけど、頑張らなくっちゃ、って前に向かって行く。ディックにしては読後が清々しい。

「イナゴ身重く横たわる」、読んでみたい。「易経」も、どんなモノかちょっと見てみたい。

ディックで一番好きな作品って、なんだろうなって今思ったんだけど、「高い城の男」かもしれない!

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「ガラスの街」ポール オースター

ガラスの街 (新潮文庫)
ポール オースター Paul Auster
4102451153「シティ・オヴ・グラス」が柴田元幸氏の訳で発売されたので、読んでみた。

かなり前に読んだので、あまり内容を覚えていなかったんだけど、少しつづ思い出して…ラストが気になって後半は駆け足で読んでしまった。あぁ、そうだった。詩的な美しさで溶けていくような消え方。

ミステリー、探偵小説として扱われてしまった最初は、どこの出版社にも相手にされなかったそうだ。新し過ぎたのだろう。ミステリーではないもんなぁ。

オースターを読み始めた頃の、言葉に言い表せない感動の気持ちを思い出した。オースターはじっくり読みたいよね。私が好きな作家は生きてる人が少ないので、オースターにはガンガン執筆してもらって、柴田さんにはドンドン翻訳して欲しい。

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「フィリップ・K・ディックのすべて―ノンフィクション集成」

フィリップ・K・ディックのすべて―ノンフィクション集成
フィリップ・K. ディック ローレンス スーチン
4883094022やっと読み終わった…

前半は読みやすかったけれど、後半はファンの私でも投げ出したくなるようなつまらなさで少々読み飛ばしてしまった。しかも通勤で読むには重くてしんどかった…

戯言というか妄想というか何度か同じような内容を目にしているけれど、ちょっと引くなぁ。ついて行けない。


「高い城の男」の続篇とか、プロットとかは面白くて、もっともっと書いて欲しかったなぁと思った。あとお金がなくてひもじい暮らしぶりに泣けてくる。

「高い城の男」を読み返したくなった。

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