「809―ナポレオン暗殺」佐藤 亜紀

1809―ナポレオン暗殺 (文春文庫)
佐藤 亜紀
416764701X佐藤 亜紀氏の作品は3冊目。たくさん出版されているわけではないので、読み終えてしまうのが怖い!今回も期待以上の面白さだった。

ナポレオンは知っているけど、彼がいた時代背景やヨーロッパの歴史は全然分からず。最初はオーストリアとフランスの関係も分からず戸惑ったが、なんとなく分かってくると先が気になって気になってパラパラと先のページをめくってしまう始末(笑)

登場人物が魅力的。人間関係も複雑だが、それがまた面白い。ウストリツキ公爵はアルセーヌ・ルパンみたい。策略をめぐらしたり立ち振る舞いもカッコ良くて。主人公のパスキ大尉があれよあれよという間に巻き込まれて危険にさらされても、救いの手が伸びる。ハラハラドキドキ。最後まで楽しめた。もったいないけど、他の作品も早く読みたい!

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

「去年を待ちながら」フィリップ・K・ディック

去年を待ちながら (創元推理文庫)
フィリップ・K・ディック 寺地 五一
4488696015引っ越しが終わったけど、本が段ボールに入ったまま。未読の本は読んでしまい、段ボールを開けて読む本を探して手にした一冊。少なくとも2回は読んでるが、新鮮に感じたし、久々に夢中になって一気に読んでしまった。いつもは通勤中か時間潰しのカフェで読書するんだけど、通勤電車も睡眠に充てたいのに、続きが気になって寝るのを忘れて読み進む。帰宅しても気になって本を開く。こんなドキドキ久しぶり。しかも再読なのに(笑) しばらく短編ばかり読んでいたから、やっぱり長編もいいな。

ラストのエリックとタクシーのやり取りが好きで、ディックにしてはかなりポジティブで前向きな気分にさせられる。救いようがない人類と自分の未来でも悪くない。

キャシーやエリックがJJ180の影響でグルグルしてるところは、たたみかけるような怒涛の描写で本を閉じれない。クラクラさせられる。ディックの小説でトリップ気分。

ディックの作品はみんな好きだけど、これは特に好きな一冊。また何年後かに楽しみたい。
同じようにグルグルする「テレポートされざる者」も久しぶりに読みたいな。と思って調べたら、「ライズ民間警察機構」を4年半前に読んでた。

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

「小松左京マガジン 第41巻」

小松左京マガジン 第41巻
小松 左京
4758411735かなり前に買ったんだけど、あまり興味のない記事が多いので手にする機会がなかった。

引っ越しして本が段ボールに詰まったままで、未読の本だけ出してあったんだけど、読む本がなくなってしまい仕方なく?やっと?読み始めた。


「小松左京が聞く大正・昭和の日本大衆文芸を支えた挿絵画家たち」
小松左京の知識の幅広さ、インタビューの上手さもさすが素晴らしい。良く知らない挿絵画家の事も興味がわいた。いくつか挿絵が掲載されていたけれど、吸い込まれそうな迫力と繊細さ。今描く人はいないんだろうなぁ。


「揚羽蝶の島」 間瀬純子
期待せずに読み始めたら引きこまれてしまった。異形コレクションで受賞した作品。
最初は電車と揚羽蝶が出てきて、少女が彩られ、電車で引きづられるように何処かへ運ばれて…

短編映画にしたい!イメージが物凄く湧いてきて、ちょっと気分悪くなりそうなくらいの怪しい美しさとグロテスクさと。決まった作家やジャンルを読む事が多いので、たまに違った作家の作品を読むと面白い。間瀬さんの他の作品も読んでみたいと思ったけど、単独では出してないみたい…

後半は論文みたいなのとか解説とか難しいで、流し読み。

「BIG FIGHT 01」

BIG FIGHT 01 (スコラムック)
490230760X格闘技漫画のムック本と言う事だけど、キン肉マン特集な感じ。だから買ったんだけど。インタビューや対談など盛り沢山。知ってる内容もあったけど、それでも面白く読めた。ゆでたまご先生にはいつまでも頑張って欲しいなぁ。

それ以外で面白かったのは、相撲部屋のおかみさんと大相撲ライターの対談。相撲漫画も読んでみたくなった。
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    P・K・ディック、J・G・バラード、ウィリアム・ギブソン、小松左京、ポール・オースター、F・カフカ、安部公房 etc…
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    ひろき真冬、小畑健、ゆでたまご、浦沢直樹、松本零士、手塚治虫、山根和俊、etc…

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