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「TAP」グレッグ・イーガン

TAP (河出文庫)
グレッグ・イーガン 山岸真
B01HBBAGL8イーガンの短編集は読みやすくて好きなので、内容確認せずに購入した。
読んだことあるのが多いなぁ…でもまぁ面白い。

レビューを書こうと調べものしてたところ、既に発売されていたソフトカバーの文庫化されたものだと知った(遅いw)。読んでるはずだ。しかも収録作も全く一緒。

当時読んだ時のレビュー
http://bookbookman.blog20.fc2.com/blog-entry-138.html

お気に入りも今回と一緒。
「銀炎」と「TAP」。さすが私(笑)。
でも前回読んだのが9年前。再読という事でいいかな。

初期の頃の作品が多く、SFと言うよりもモダンホラー?とか、今のイーガンと比べるとらしくないように感じたりもする。イーガンの短編って読みやすくて ほんわかするような作品もあるけど、これは後味があまり良くはない。

昔の長編も再読チャレンジしてみようかな。


「新・口笛テスト」
「視覚」
「ユージーン」
「悪魔の移住」
「散骨」
「銀炎」
「自警団」
「要塞」
「森の奥」
「TAP」

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「帰ってきたヒトラー(上・下)」ティムール・ヴェルメシュ

帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 )
ティムール・ヴェルメシュ 森内 薫
430946422X
帰ってきたヒトラー 下 (河出文庫)
ティムール ヴェルメシュ 森内 薫
4309464238

話題になっててずっと読みたかった本。文庫になるまで待っていた。
ふと、近所の本屋で見覚えのある表紙を見つけて即購入。
映画化されていたもの知らなかった!

楽しみにしていたのに、上巻の半分くらいまで退屈で…
本当に世界でベストセラーになったの??

ところがヒトラーがTVに出るようになってから先が気になり面白くなってきた。
ヒトラーと人々の会話が噛み合ってなくて笑ってしまったり、ヒヤヒヤしたり。
いつの間にか引き込まれて読み切ってしまった。

数年前に「意志の勝利」という記録映画を見た事がある。
http://kokodewa.blog26.fc2.com/blog-entry-553.html
ナチスの党大会を記録したプロパガンダ映画。
本物のヒトラーの演説に魅了されてしまった。
当時の人々が熱狂して洗脳されてしまうのも分かる。
演説力?のようなものがあるのだろうか。

現代に蘇った本書内のヒトラーにもそんな魅力がある。
キャラクターとしていじりやすいのはある。
しかし、触れてはいけないタブーのようなものが存在しているにも関わらずだ。
日本で売れている以上にドイツやヨーロッパでベストセラーって驚異的。
これを面白がれるくらい月日が経っているという事なのか。

読み終わって複雑な気持ちではある。
確かに面白かった。
でも彼のしてきた事は許される事ではないし、今でも苦しんでいる人々が沢山いる。
笑い飛ばせるくらい平和になったのかな。

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