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「悪夢の平行世界」(上・下)マイクル・P・キュービー=マクダウエル


悪夢の並行世界〈上〉
マイクル・P. キュービー・マクダウエル 山高 昭
4150108463
悪夢の並行世界〈下〉
マイクル・P. キュービー・マクダウエル 山高 昭
4150108471
---1966年。アメリカ人ウォルター・エンディコットがフィラデルフィアのホテルに滞在中、部屋に異変が生じた。いきなり照明が消え、ラジオの音がとぎれ、フロントへの電話もまるで通じない。しかたなく下へ降りてみるとホテルの様子ががらりと変わっていた。設備はみすぼらしく老朽化しており、自分の泊まっていたホテルとは似ても似つかぬものだった。外に出てみると、そこにはホテルに着いたときとまるで違った風景がひろがっていた。そもそも、ここはフィラデルフィアなのか?真相を追求すべく、エンディコットは街をさまよい歩くが…?

エンディコットの入りこんだのは、彼自身の世界とは様相の異なる並行世界だった。並行世界の存在を知ったエンディコットはこの世界のアメリカ政府に、上院議員の地位と引き換えにその情報を売った。ほかの並行世界に通じるポイントを次々と発見したアメリカ政府は、各世界の資源・情報を収集すべく、現地に秘密工作員を送りこんだ。のみならず大統領ロビンソンは、並行世界の存在を利用して世界を破滅に導きかねない恐ろしい計画をひそかに進行させていた…。多重世界をめぐる国際的陰謀を背景に新鋭が壮大なスケールで描く傑作SF長篇。---


購入したのはいつだろうか。SFにハマり始めた頃だと思うから20歳前後かと思う。
古本屋で手に入れて、一度読んだきり、全く内容も覚えてないんだけど、引越しのたびに一緒に連れてきた一冊。本棚の整理をしようと思って、処分する前にもう一度読んでみようと、読み始めた。

正直、上巻は退屈だった。平行世界(パラレルワールド)っていうのも、SFではありふれた設定に感じたし。けれど、下巻に入って俄然面白くなってきた。
政治の話しは苦手だけど、アメリカ、イギリス、ソ連の駆け引きや、アメリカ内でも権力のある人物たちのやりとりなどもスリルがあったし、家族がいるにも拘らず、ブルー世界に魅了されてしまい、残留してトラブルに巻き込まれる連絡員など、多数の人物の視点から書かれているにもかかわらず、ゴチャゴチャした感じにならずにまとまっていて、読みやすかった。


もうちょっと捻りがあったり、バッドエンドでもいいからインパクトがあれば良かったのになぁと思った。

wiki見て今知ったけど、「スター・ウォーズ」の執筆なんかもしてるんだね。

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