「ニッポンありゃまあお祭り紀行」椎名 誠

ニッポンありゃまあお祭り紀行
椎名 誠
4898149162先月、椎名誠さんのトークショー&サイン会に行った時に購入した一冊。(その日の日記はこちら

基本的に本を買う時は、どーしても読みたい新刊や文庫にはならないと思われるもの以外は文庫本しか買わないので、この機会がなければ買わなかったかもしれない。
でもハードカバーではないので、通勤中にも読めたし、カラー写真もいっぱいで「お祭り」に興味がなかった私にも十分楽しめる内容だった。

うちの実家は茨城だけど、両親の代から住んでいるところだし、地域に長く根付いているお祭りも特になし。お神輿だってどこの祭りかも覚えてないけど、一回くらいしか担いだ記憶がない。それくらい無縁だったんだけど、椎名さんが取材した「ありぁまあ」なお祭りは、何百年も前から続いているものや、豊作の祈願や言い伝えなどがあって、騒いだり面白みのある祭りってだけじゃなく、歴史をちょぴっと遡って紐解いていくような楽しさもある。ただ、どこの地域も過疎化が進んでおり、若い人が少なくなって、規模が縮小しているものも多い。

たくさん掲載されている写真の人々も、いい顔をしている。こちらまで笑顔になってしまう。
1番インパクトがあったのは、沖縄のパーントゥというお祭り。全身を蔓草で覆い、腐敗した臭い泥をたぷりかけ、お面を被った神様に扮した3人が町の人に泥をつけて走り回る。泥は悪鬼祓いなどのご利益があるから、付けて欲しいけど欲しくない…。トークショーの時にも話されていたけれど、とにかく臭いそうだ。

祭りに関わらないのに勝手な言い分だけれど、引き継がれてこれからも残って欲しいなぁと思う。

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