「見知らぬ明日」小松 左京

見知らぬ明日 (ケイブンシャ文庫)
小松 左京
476691001X久しぶりに小松左京の長編を読んだ。やっぱり面白い。

中国の奥地で何かが起きていて、戦争?内戦?と思ったら、宇宙人からの攻撃で、世界中に飛び火し、どうなっちゃうんだろう・・・って話し。

地球上の武器で太刀打ちできない相手だったら、あっという間に地球を侵略出来てしまいそうなのに、結構地味に攻撃しているとか、主人公の新聞記者が家庭をほっぽらかしで浮気したり、仕事に逃げているのは古い設定のように感じて、ちょっと突っ込みたくなるところもあったけど、細かいことはさておき、国同士の政治的なやりとりなんかは、先日読んだ「悪夢の並行世界」のような駆け引きが面白いし(リアリティが薄く古臭い事も含めて)、宇宙人の侵略ってテーマがあるのに、宇宙人については多く語られていないというのも面白い。

アンハッピーなのか、一発逆転があるのか・・・?!な終わり方も後味があって好きだし、大がかりなテーマーを細かいところまで緻密に描いているのはさすがだ。

久しぶりに読んだ小松左京の長編が結構面白かったので、続けて長編の再読に挑もう。

ちょっと調べたら、2000年に角川版の「見知らぬ明日」を読んでいた。全然覚えてなかったなぁ。ちなみに今回はハルキ文庫版。

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『見知らぬ明日』

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