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「スローターハウス5」カート・ヴォネガット・ジュニア

スローターハウス5 (ハヤカワ文庫 SF 302)
伊藤 典夫
415010302X海外SFに興味を持ち始めた10代の頃から気になりつつも、購入する機会がなく、たまたま本屋に並んでいるのを発見してやっと購入する事が出来た。

SFと思って読み始めたんだけど、これは・・・どう解釈したらいいんだろう。戸惑いながら読み進め、何度かページを遡り読み直したりした。今までに読んだことのない文体、展開の仕方で、頭に入っていかないのだ。

確かに宇宙人が出てきたり、時間を行ったり来たりするのはSF的だけれど、作者自身の自伝的小説ともとれるし、第二次世界大戦時のドレスデンの大虐殺の事が背景にあるので、重いテーマも含まれている。その重いテーマをユニークな表現で笑い飛ばしたり、ピリ辛な皮肉で語ったりするので、振り回されるというか、どう受け止めればいいのか消化しきれない。

偏った読書をしているので、たまに違った作家を読むと、新たな発見や衝撃があるのでいろいろ読むのは大事だなと痛感した。

他にもタイトルだけ知ってる有名な作品もあるので、読んでみたいとは思うけれど、「超面白い!」って内容の作品ではなかったので、重く引きずるような後味がいまだに残ってる。
第二次世界大戦の傷痕は日本だけでなく、多くの国で、多くの人の心に深く刺さっているのだなと改めて思わされた。

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