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「カフカ・セレクション 1」フランツ・カフカ

カフカ・セレクション 1 (1) (ちくま文庫 か 13-2)
平野 嘉彦
44804245123巻からなるシリーズの1冊目「時空・認知」。
年代とか関係なく並んでいて進んでいくにつれて一遍が長くなってゆく。

未発表のメモのようなタイトルすらないものや、未完の作品が多いのに、不満は全く感じない。むしろ途中で思考をぶち切られるのもカフカらしい気がする。
起承転結もなく淡々と語られるだけの話でも引き込まれてしまい、情景が読後も目の裏に残像として漂っている。

特に印象に残っているのが、最後に収録されている「あるたたかいの記」。
他のカフカ作品以上に、夢の中を彷徨い歩いているかのように方向感覚が掴めない。
大好きな安部公房の一番好きな作品「カンガルーノート」を思い出した。

ちくまさん、グットジョブ
2巻、3巻も楽しみ。

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