「宇宙戦争」H・G・ウェルズ

宇宙戦争
H.G. ウェルズ H.G. Wells 中村 融
448860708XH・G・ウェルズの作品は「透明人間」「タイム・マシン」は過去に読んだ事があり、透明人間は映画も見たが、とにかく100年以上前にこのような小説が書かれていたと言う事に驚く。当時の人々がどれだけ興奮して読んだのだろうか。

宇宙戦争が映画化され、公開されるまでは全貌が明らかにならないと言うニュースを聞き、あまり映画を見ない私だがこれは是非見たい!と思い、公開されてすぐに映画館へ見に行った。

ただのSF映画ではなく、私にとって衝撃的な映画だった。
侵略者(宇宙人)に対する人々の恐怖感、作りこまれた映像、トム・クルーズ演じるレイとその家族の感情・・・。
高ぶる気持ちを抑えられない何かが 私を捉えた。原作を読みたい!DVDも買いたい!もっと「宇宙戦争」に浸りたい!と。


映画化に合わせて、いろいろな出版社から文庫本が出ていたが、初出誌「ピアスンズ」の挿絵が掲載されている、創元SF文庫を購入。
小説の舞台はイギリス。静かな街が火星人に侵略されていく様を、主人公が一人称で淡々と語っていく。
大抵の場合、原作のファンで原作を読んでから映画を見る事がほとんどだけれど、今回は映画を見て原作を読むと言う逆のパターンだったので、映画のシーンを思い出しながら読んだ。内容は同じではないが、原作の雰囲気や細かいところは忠実に映像化されていると思う。宇宙人から逃れるため、身を潜めるシーンや、人々がパニックになり逃げ惑う様、極限状態に狂う人々の様子は映画も原作もドキドキさせられた。


そして、DVDを見た!映画のDVDを買ったのは初めて。特典映像付の2枚組。
宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション
トム・クルーズ H.G.ウェルズ スティーブン・スピルバーグ
B00067HDWU内容は分かっているけれど、やっぱりドキドキしながら見たので体に力が入ってしまった(苦)
映画を見て、小説も読んだ人なら分かると思うが、内容は同じではないが、忠実に作られていると感じて、なんだか嬉しい。
ウェルズの小説も素晴らしいが、映画は原作を大切にし、現代に相応しいものに仕上がっていると思う。

こんなに一つの作品にハマったのは初めてで、自分でビックリしている。
原作も訳者によってかなり違うようなので、比較もしてみたい。

テーマ : SF
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

留岡さん コメントありがとうございます。
ウェルズはホントにSFを語る上では外せない偉大な人物ですよね。

小学生の時に読まれたんですか!
私は初めて読んだのは「透明人間」でした。時代を感じる部分はありますが、今読んでも充分楽しめますよね。

是非お勧めの「モロー博士」読んでみたいと思います。

なつかしき、H・Gじいさん(いや、敬愛してますが、あのお方が、そう呼んでいたので。)の作品。
やはり、SFを語る上で、この方を除くことはできない。
今、ぼくは、大学生なんですが、小学校のときに、この方の大全を読み、その後、何度も読んでいるので、ほぼ暗記できてます。
この方は、なんと言っても、「タイムマシン」が最高傑作なんですが、すでに、「タイムマシン」「透明人間」「宇宙戦争」は呼んだご様子なので、次は、「モロー博士」などはいかがでしょう?
現代においても、色あせていない。
それどころか、現代の方が、科学の裏付けがある。
そんな作品です。
スポンサードリンク
プロフィール

mari

  • Author:mari
  • 【好きな作家】
    P・K・ディック、J・G・バラード、ウィリアム・ギブソン、小松左京、ポール・オースター、F・カフカ、安部公房 etc…
    【好きな漫画家】
    ひろき真冬、小畑健、ゆでたまご、浦沢直樹、松本零士、手塚治虫、山根和俊、etc…

    ◆日記ブログ
    此処ではない何処か
    ◆多肉植物日記
    多肉を愛して夢を見よ
    ◆私が行ったライブハウス情報
    Live House Note
    ◆スイーツブログ
    Musee du Chocolat
カテゴリ
スポンサードリンク
月別アーカイブ
ブログ内検索
リンク