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「夢幻会社」J・G・バラード

夢幻会社 (創元SF文庫)
J.G. Ballard 増田 まもる
4488629105J・G・バラードが亡くなって、久しぶりに彼の作品を読んでみようと思った。
これは、初めて読んだ本。記録を調べたら93年。20歳の時だ。

よくもまぁ、これを読んでバラードのファンになったもんだ(笑)

全裸の主人公と、色とりどりに咲き乱れる花々やジャングルのイメージが強烈に印象に残っていて、内容はいまいち覚えてなかった。


「クラッシュ」を彷彿させるエロス描写はあるものの、幻想的な分こちらはソフトだし、なんと言っても楽園に変貌した町の様子が非常に美しい。主人公が全裸でブラブラしていたり、精液が飛び散ったりしても嫌悪感はない。

それにしても・・・
正常に機能していた町が変化していく様は、他の作品にも共通する部分。
普通の暮らしが狂気へと変わり、人々が操られたかのように動き回る姿は、自分自身も魔法にかかってしまったかのような感覚に陥る。バラードマジックだな。

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