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「カフカ・セレクション 2」フランツ・カフカ

カフカ・セレクション 2 (2) (ちくま文庫 か 13-3)
平野 嘉彦
44804245203巻からなるシリーズの2冊目「運動・拘束」。

1巻も素晴らしかったが、これも満足出来る一冊。
「ある断食芸人の話」と「流刑地にて」は何度も読んでいるけれど、読むたびに新たな発見と感動がある。

初めて読んだ「巣造り」。
自分の巣についての細々とした心配ごとに思いを巡らせたり、計画について頭を捻ったり、過去を振り返ったり・・・が、特に大きな起伏もなく繰り返されるんだけど、見方によっては退屈でつまらない物語だろう。

カフカの小説はそのようなグルグルと同じところを歩き回るような話しが多いけど、何故かこれに魅了されるんだよね。
あとは訳の言葉使い、訳し方が合ってるのかな。

まだ読み終えてない3巻も楽しみ。


※2010.01.09追記
本の整理をしていて付箋が貼ってあったのが「ある夢」
ヨーゼフ・Kの見た夢。--で、始まる。
墓が作られているのを眺めている自分と自分が埋葬される感覚。
短い言葉の中に凝縮された死。
映画のワンシーンのような、これだけで一つの物語のようなイメージ。

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