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「第九の日」瀬名秀明

第九の日 (光文社文庫)
4334745121「メンツェルのチェスプレイヤー」「モノー博士の島」「第九の日」「決闘」の4編が収められている。「デカルトの密室」の続編?、ユウスケとケンイチ、レナの登場する連作。「デカルトの密室」を読んでからこちらを読む事をお薦め。
各タイトルを見て分かるように、ポオやウェルズへのオマージュ的な作品でもある。

瀬名さんの描くロボットが登場する物語は、「ハル」(感想はこちら)の感動が大きかった為、「デカルトの密室」でちょっとガッカリした。
今回は分かりやすく、中短編って事でコンパクトで読みやすかった。が、うーん。

ケンイチを通して、自由意志とは?人間らしさとは?を問う。
アトムの顔がチラチラ。

そういえばどこで見たのか忘れたけど、ケンイチの外観を描いていないのは、変化していくモノだし固定イメージを付けたくない・・・というような事を読んだ気がする。
私がイメージしていたのは、ディックの小説に出てくるようなアンドロイド。人間ソックリ。

論争が哲学的になったり、宗教が持ち出されたりすると正直ついていけない。頭が悪いなりに持論もある。押し付けられて話しをまとめられてしまうのがイヤだ。
なので、今回は上澄みだけをすくって楽しんで読んだ。

瀬名さんの作品は、純粋なエンターテイメントの方が楽しめるな~。

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