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「ティンブクトゥ」ポール・オースター

ティンブクトゥ
ポール・オースター 柴田 元幸
4105217119久し振りのオースター。文庫になるのを待ってた「ティンブクトゥ」。
タイトルの「ティンブクトゥ」は「あの世」の事。なんでこんなタイトルなのか、読み終わった時に「あ、」と気づいた。

ダメダメな飼い主ウィリーとペットの犬のミスター・ボーンズの物語。
もう犬かいる時点でヤバい。

淡々と語るミスター・ボーンズの言葉のリズムに、前に読んだカフカの「カフカ・セレクション」に収録されていた「歌姫ヨゼフィーヌ、あるいは鼠の族」「いかに私の生活は変化したことか」を思い出した。

読後の喜怒哀楽がない。無感動なわけではなく、草原に一輪の花が咲いている風景を眺めているような。悲しいわけでもなく、面白かったーってわけでもなく。

自分が犬になったような気分…にはならないけど、なんだかとても不思議なお話し。
オースターの小説には御伽噺のようなものも多いけど、これもありそうでなさそうな物語。
表紙のワンコも可愛い♪

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