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「果しなき流れの果に」小松 左京

果しなき流れの果に (ハルキ文庫)
小松 左京
489456369X小松左京が亡くなった。何か読みたいと引っ張り出したのがコレ。でも、ハルキ文庫じゃなくて、古い角川文庫版。

スケールが非常に大きい。過去や未来を行ったり来たり。
誰と誰がつながっているのか、敵はどこに潜んでいるのか?SF要素だけでなく、スリリングなミステリー仕立てにもなっていて飽きない。複雑で時間軸があちこち飛んだりするので迷いそうになるが、きっちりまとめているのはさすがとしか言いようがない。

自分のいる今は、長い長い時間の流れのホンの短い一瞬で、なんてチッポケな存在なんだろうか…と感じた。小松左京の長編読むと、真っ暗な宇宙空間に浮かんでいて冷たい感覚の中で独りぼっち…っていう虚無感があるんだよね。もう壮大過ぎて手に負えない。


長編のシリアスな部分と、短編やショートショートのユーモアと溢れんばかりのアイディア。
このギャップも好き。彼が亡くなっても作品は生き続ける。

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