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「フィリップ・K・ディック 我が生涯の弁明」

フィリップ・K・ディック 我が生涯の弁明
フィリップ・K. ディック ロランス スーティン Philip K. Dick
4757204469ディックは私が一番好きな作家。
出版されている(された)彼の本はほとんど読んでいるし、どれも好きな作品である。
が、読みきったがさっぱり楽しめず、挫折しかかったのが「ヴァリス」「聖なる侵入」の二冊。
内容を理解する事も出来ず、お手上げ状態。10年以上経過し、再読するにあたあって、これを読んでからにしようと手にしたのが、この「フィリップ・K・ディック 我が生涯の弁明」。

1974年に体験したと言う「神秘体験」?を境に、彼の作風が変化しているのだが、「ヴァリス」「聖なる侵入」を読んだ当初はその体験の事も良く知らなかった為、少々戸惑いながら読みきった記憶がある。

この本は日記として書かれている「釈義」をまとめたものだ。
前半部分はどう理解していいのか分からず、非常に読むのが困難で、投げ出してしまいたい!程だった。
その後は「自作の解釈」や「執筆中の作品のプロット概略」など、興味深い項目もあるが、全体として、難解で理解し難く、彼の「釈義」と呼ばれるものや体験についての解釈などが延々と続き、どう受け止めればいいか分からない部分が多い。これをまとめた編集者や訳者には脱帽だ。

ただ、彼の体験した事が、その後の彼の生活、作家活動に大きな影響を与える出来事であった と言う事が伝わってきた。それを踏まえてこれから「ヴァリス」に挑みます!

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