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「ミノタウロス」佐藤 亜紀

ミノタウロス (講談社文庫)
佐藤 亜紀
4062766515佐藤 亜紀にハマってる。
初めて読んだ「バルタザールの遍歴」は難解というかイメージしずらくて、何の話だか理解するのに時間がかかったが、それでも面白くて。慣れてくると読めるようになってくる。

ロシアとかオーストリアとか馴染みがないし、歴史も分からないし、登場人物の名前も難しいんだけど、今まで読んだ4冊の中では読みやすく感じた。悪行三昧の主人公の話なんだけど、強奪したり殺したり犯したりしても不思議と嫌な気分にならない。それは彼だけじゃなく周りの人物たちや地域の荒れ具合で麻痺してしまっていたからかな。

名前は覚えにくいけど、キャラがみんな濃い!存在感が薄かったお兄さんは戦争で顔に傷を受けて醜くなって何を考えてるのやら…だったけど、死ぬ前の行動の破天荒さが理解出来なくて読み返してしまった。仲間になったウルリヒやフェディコのダメっぷりイカレっぷりもぶっ飛んでてインパクトがあった。

国が変わる時の混乱はどこもこんな感じなのだろうか。
関心が薄かったロシアあたりの歴史も知りたくなった。
解説でタイトルの「ミノタウルス」の意味が分かって唸った。

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