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月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」 アンドリュー・スミス

月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈上〉
月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈下〉
月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈上〉月の記憶―アポロ宇宙飛行士たちの「その後」〈下〉美しい月の表紙、そしてロマンティックなタイトル、下巻の帯には『J・G・バラード絶賛!』の文字。
手に取らない訳にはいかないじゃないですか!


大好きなバラードが絶賛する「月の記憶」。原題が[Moondust]で、サブタイトルが『アポロ飛行士たちの「その後」』。興味はあるけれど、上下巻。
普段は、自分が好きな作家やジャンルの本しか買わないので、本屋で未知の本を衝動買いをする事はほとんどない。一冊ならともかく、上下二冊。リスクもあるのでその日は買わずに帰った…。けれど、気になって結局購入してしまった。


「ぼくらが生まれてくる前」に、闇夜を照らすあの月に向かい、降り立った人物は12人しかいない。
1969年に、アームストロングが「人類にとっての大きな一歩」を刻みつけ、1972年にアポロ17号が着陸したのが最後だ。
私は、リアルタイムでは見ていないけれど、宇宙も月も私にとっては憧れと言うか、夢を見させてくれる場で、叶うならば死ぬまでに宇宙から地球を眺めたいと願っている程だ。

しかし今まで、偉大な冒険をした宇宙飛行士たちにはさほど関心がなく、アポロの宇宙飛行士の名前と言ったらアームストロングくらいしか知らない程度の知識しか持ち合わせていなかった。同じような人は少なくないと思う。
でも、月面を歩くってどんな感じか興味はあるでしょ?月にいった彼らがその後どうなったか、ちょっと気にならない??『月』『宇宙』『アポロ』なんて単語に「ピンっ!」と引っかかる人には是非手にして欲しい。

途方もない計画を、目標を成し遂げてしまった後、彼らは様々な道を歩んでいる。
最後に月面着陸してから、34年もの歳月が経過している為、12人いたムーンウォーカー達は現在9人しかいない。
彼らの足取りを追いながらインタビューを行い、回想し、自問自答する作者のアンドリュー・スミスはイギリス人ジャーナリスト。少年時代に熱狂したムーンウォーカー達の足取りを、彼らがいなくなる前に記録したいと思い立ち取材を始めたと言う。アポロ計画とはなんだったのか、どんな意味があったのかを求めて。

ノンフィクションなのに、堅苦しさはまるでなく、まるでフィクション小説を読んでいるかのような…
いや、アンドリューの運転するレンタカーの隣に座り、埃っぽいハイウェイを走りながら、彼の語るムーンウォーカー達の物語を聞いているかのような、、、ドライブのあいだじゅう、おとぎ話に耳を傾けているようなワクワク感でいっぱいだった。

月に向かうという事とは、アポロ計画とはなんだったのか、アンドリューと旅しながら、貴方の答えも見つけて欲しい。

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