「ヴァリス」フィリップ・K・ディック

ヴァリス (創元推理文庫)
フィリップ・K・ディック Philip K Dick
448869605810年ほど前に読んで、大好きなディックなのに全然楽しめず、挫折した一冊。当時は、チンプンカンプンで、無理やり読みきったが、内容もソフィアって少女が出てきたな・・・くらいしか覚えてなくて(苦)
再読するにあたって、フィリップ・K・ディック 我が生涯の弁明を先日読んでから挑んだ。
(感想についてはここ

もっと難解かと思っていたけれど、結構すんなり読めたので、ちょっと拍子抜け。
予備知識として、「我が生涯の弁明」を読んだのも良かったのかもしれない。

1974年の不思議な体験から書き綴られた、彼の膨大な記録が「釈義」となり、物語としてかかれたのがこの作品。SFと言うか、ディックの宗教論のような感じ。ディックワールドではあるが、それまでに書かれた他の作品とは異なる異質な作品だ。。
ディックの他の著書を読み、ディックの事がある程度分かってから読んだほうが楽しめるかも。
一度で隅から隅まできっちり読んで理解するのは困難だし、これが書かれた背景などを知って読むと読みやすい。


はぁ。10年経ってやっと"読めた"な。次は「聖なる侵入」に再チャレンジ!

テーマ : SF小説
ジャンル : 本・雑誌

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ニーチェとディック~下降して上昇、退歩して進歩

哲学者ニーチェの著書「ツァラトゥストラはかく語りき」には、「人間とは樹木のようなものだ。木は育って上方へ伸びれば伸びるほど、地下では根が下へと伸びていく」と書いてある。冒頭には、山の頂上に住む賢者ツァラトゥストラが鷲や蛇などの野生動物と共生しているくだり

ファンタジーへの誘い

http://kdai-toshokan.web.infoseek.co.jp/ito.html むかし、講談社から出版されたアンソロジー。ラファティの「みにくい海」と、キャロル・エムシュウィラーの「順応性」は珠玉の短編。ディックの「この卑しき地上に」も、もちろんイイ。http://blog.goo.ne.jp/c

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マル季さん
なるほど。φ(..)メモメモ。
今はネットの古本屋さんとかで、探す事も出来るので便利になりましたが、面白そうな本の情報はこのように教えて頂くのが一番ですね。ありがとうございます♪

ラファティの「みにくい海」も、「つぎの岩につづく」に収録されてるようですね。

キャロル・エムシュウィラーは、国書刊行会から短編集が出る予定らしいです。
畔柳和代さんという人の訳で。

マル季さん
レスが遅れてスイマセン。コメント&トラバありがとうございます!
このアンソロジー知らなくて、興味のある作家もいるので、探して読んでみたいです!
「この卑しき地上に」はタイトル聞いた事あるけど・・・と思って調べてみたら「模造記憶」と言う短編集に収められていました。久しぶりに読み返しました。

お久しぶりです。
ディックの「この卑しい地上に」という短編が収められたアンソロジーについての記事をTBさせていただきました。

マル季さん
トラバ&コメントありがとうございます。ニーチェって読んだ事ないんですが、ちょっと興味がわきました。

お久しぶりです。TBさせていただきました
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    ひろき真冬、小畑健、ゆでたまご、浦沢直樹、松本零士、手塚治虫、山根和俊、etc…

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