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「プラネタリウムのふたご」 いしいしんじ

プラネタリウムのふたご
いしい しんじ
4062755254いしい しんじさんは、雑誌で連載していた他の作品を読んで気になっていた作家さんでしたが、私は、好きな作家やジャンルの本ばかり読むので、それ以外の事で、自ら手を伸ばして読むと言う事は非常に少ない。

なので、わざわざ買って読む、と言うのは、よっぽど”引っかかる”ものがないとないんだけど、”引っかかって”読んだ本は外れがない。
「プラネタリウムのふたご」も、その一冊。
買ってしらばく読まずに置いてあったんだけど、小笠原旅行に行くにあたり、持っていく本をチョイスしていた時に、この旅にピッタリなのでは?!と感じて旅行カバンへ。
(残念ながら天気が悪く、星空は見る事が出来なかったんだけど・・・)

星の見えない村のプラネタリウムで拾われ、彗星にちなんで名付けられたふたごの兄弟、テンペルとタットルは、プラネタリウムの解説員、泣き男の子供として育てられる。成長したテンペルは手品師に、タットルは郵便配達の仕事の傍ら、父親代わりである泣き男と一緒に、プラネタリウムで働く・・・。2人が再会したのは・・・。

いしい しんじさんの作品は、外気は凍えるように寒いのに、暖かい手で抱きしめられてほんわか、ウトウトしそうな優しさに溢れている。そして、時折、ハッと目が覚めるような言葉を綴ってゆく。

読み終えた後は、誰かに優しくしたくなる。そして、夜空を見上げて一緒に星を探したい。

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