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「二十八光年の希望」辻仁成

二十八光年の希望
辻 仁成
4087460886 普段、恋愛小説は読まないけれど、辻さんだけは特別。彼の描く恋愛小説は痛くて美しい。


「三つ星シェフ」を夢見てパリのレストランで働くハナ。そのレストランの総料理長のジェローム。恋に落ちた2人は幸せな日々を過ごし、三ツ星獲得を目指して共にレストランで頑張るが、ハナが突然、SEDS(感覚・感情不全症候群)と言う病気に侵される。
不幸とも思える出来事が続くが・・・。


何度も食べた事があるわけではないけれど、フランス料理って好き。料理の描写にヨダレが出そう(笑)。
ハナの、太陽のような明るさのあるとびきりの笑顔、挫けない前向きな姿勢、努力を惜しまない姿に、ハナのファンになってしまう。だからこそラストが気になったが、不幸な悲しい物語ではなく、キラキラと輝く光の渦のような温かさを感じた。

恋愛小説としてだけではなく、料理人の物語としても読む事が出来る。
元のタイトルは「いまこの瞬間 愛しているということ」で、これもピッタリだが、改題されたタイトルの方が私は好きかも。

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