「青空の休暇」辻仁成

青空の休暇
辻 仁成
4344408306タイトルから爽やかな青春小説?なんて思って、たいして期待もせずに読みはじめたら、とんでもなかった。

真珠湾攻撃に参加していたパイロットとその仲間たちが、50年目の節目にハワイへ向かう。そこで、当時アメリカ軍として敵だった相手や、日系人たちと出会い、自分の戦争はなんだったのかと自問する。そして、奥さんを自殺でなくし、呆けた日本に日本人に苦言を呈し、家族からも疎まれていた彼が、奥さんの日記を見つけて読みはじめる事で、彼女の愛や苦悩も同時に知り考えてゆく。

結婚する前だったら、自分の中に響いてくるものも少なかったかもしれない。今だからこそ、奥さんの気持ちが沁みてきたのかも。彼女の日記は電車で読んでて、泣きそうになった。

ここ数年、自分の生まれた国の歴史をあまりにも知らない事に気付き、特に太平洋戦争について、真実を知りたいと思うようになった。小説で書かれているものや、映画も見た。でも、その地に立つ事はもっと意味がある事と思う。
私の唯一の海外旅行は数年前に家族で行ったハワイ。また行きたいな。今度は違った歩き方が出来るかもしれない。

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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辻仁成

辻仁成辻 仁成(歌手・映画監督の場合つじ じんせい、作家の場合及び本名つじ ひとなり、1959年10月4日-)は日本のミュージシャン、映画監督、小説家。血液型はO型。略歴1959年10月4日 東京都南多摩郡日野町(現日野市)に生まれ、その後父親の仕事の都

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じゅんのさん

こんばんわ。コメントありがとうございます。
すっかり辻さんにハマってますね!
せっかく花火見に行ったのに、本読んでいたんですね(苦)でも、花火の下で読書ってステキなシチュエーションかも。
確かにこの本の文庫タイトルはちょっと合わない感じがします。なんで変える必要があったんでしょうかね??

私も辻さんの小説から「生と死」を常に感じます。なので、読んでいて怖くなる事があります。それでも魅了されてしまうんですが。

D'ERLANGER(デランジェ)ですか!新しい方もいいですよー!
ファンクラブ入っちゃいました(苦)

読みました

「誕生日おめでとう 小さな私」この時涙で活字がかすみましたよ。隅田川花火大会で花火はこれっっぽちもみず、両国橋の上で読んでました。これの前に「太陽待ち」「白仏」ときて昨日から「オキーフ・・」に入りました。「オキーフ・・」のコンセプトはまだわからないけど既読三部はすべて"戦争"が背景にあり、"自分がこの世からいなくなったあとの世界"というのが共通項としてあります。死生観を投げかけられてる気がする・・・。「青空の休暇」はもともと「愛と青春の青空」というタイトルだったみたいだけど、どうして文庫化の際変更になったんですかね。"青春"はこの作品のテーマとしてマストだと思いませんか~。ちなみに全然関係ないですけどmariさんのメインブログのとこで妙にひっかかって弟からでらんじぇ(英字でつづれよ)
のCDかりました。「新しいのと古いのどっち?」っていわれて「古いの」と答えたら「らびあんろーず」(またひらがなかよ)をもってきました。ききながらこれ書いてます。ではまた。












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