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「ハイ-ライズ」J.G.バラード

ハイ-ライズ
J.G.バラード 村上 博基
4150103771J.G.バラードの「ハイライズ」が映画化するらしい…という噂を聞き、持っていなかったので、Amazonマーケットプレイスで購入。

高層マンションに住む人々の崩壊していく様が、バラードワールドで描かれている。
今でこそ、マンション(敷地内)にショッピングセンターや学校、プールなどがあっても珍しいものではないが、これが書かれた当時はどうだったのだろうか?(1975年の作品)

裕福で、ステータスのある職業に就いているセレブな人々が、マンション内で対立し睨み合い、抗争したりなんかするんだけど、尋常じゃない生活になってるのに、誰も気づいていない…と言うか気にしてない。
せっかく高いお金出して買ったマンションなのに、エレベーターが使えなかったり、電気が止まっちゃったり、ゴミが溜まったり、人が死んだり…。マンションと言う閉鎖された街がどんどん荒廃していく。

それにしてもこのマンション、実際は悪臭が漂って汚いだろうが、それすらもバラードにかかると、なぜか違和感なく、むしろ美しくクールに感じてしまうから不思議だ。

『沈んだ世界』『燃える世界』『結晶世界』など、規模の大きい話しではなく、身近なところの話しなので、違った形でこういう事ってあるよなぁ…と思った。
こんなはずじゃなかったのに!気づいたら、いつの間にか…って。

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