「死の迷路」フィリップ・K・ディック

死の迷路
フィリップ・K. ディック 山形 浩生
448869603120歳頃に読んだ作品。専門学校行ってた頃で、ポスティングのバイトしてて、リュックに入れてたら雨に濡れて、ふやけてしまったのがショックだった思い出。内容は全然覚えてなくて(苦)

未開の惑星に送り込まれた14人が、命令を受けるはずの通信機が壊れたことから始まり、何者かによって一人づつ殺されていき、混乱していく。
追いつめられると人間ってこうも変わってしまうのか。それとも、問題のある人間たちが集まったからこうなってしまうのか。自分が同じ立場になっても錯乱してしまうように思う。

以下、ネタばれあり。
セス・モーリーがスクウィブから落ちて雨に打たれ、意識が遠のいていくシーンは、映画のワンシーンのようにイメージがハッキリと浮かんだので、とても印象に残ってる。
そこから目覚めると宇宙船の中にいて、すべては自分たちが作り出した世界での話しだった…。
今のバーチャルな世界にも近いものがあるんじゃないだろうか。
みんな現実から逃げたいんだ。でも、逃げた先も幸せなわけじゃなく、もっといい世界を探してしまう。
そうやってもがいている登場人物たちと、自分がリンクするから共感出来るんだよね。

また続けてディックを読みたい気分。

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