「黒いカーニバル」レイ・ブラッドベリ

黒いカーニバル (ハヤカワ文庫 NV 120)
レイ・ブラッドベリ 伊藤 典夫
4150401209

初期の短編24編。
1940年代に発表されたものが多いんだけど、古臭さはほとんど感じず、童話のような温もりや懐かしさと、ゾクっとさせられる奇怪さ、紡ぎだされる言葉の美しさは色あせない。
この短編集は、パルプ雑誌等に発表されたあと、埋もれて忘れ去られていた作品を集めて一冊にしたものだという。初期の作品という事で、勢い、大胆さが感じられるように思う。ファンタジーなブラッドベリもいいけれど、ダークなのに後味があまり悪くない・・・けど、頭の隅っこがチクリとするような短編が個人的には好き。なので、この短編集を作ってくれてありがとう!と言いたい。

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